2013年01月23日

コーヒーの起源 エティオピア

山羊飼い少年の物語

古代オリエント(北東アフリカからアラビア・中東のどこか)の古い伝承がやがてヨーロッパに伝わって、エティオピア高原の山羊飼いの伝説となった物語があります。「カルディ伝説」と呼ばれる話です。

9世紀のエティオピアでのこと。
山羊飼いの少年、カルディがあるとき、世話している山羊が興奮して走り回っているのを見ました。休みなし、眠りなしでです。山羊は赤い木の実を食べていたようです。
カルディは、この奇妙なできごとをイスラム寺院の修道僧に相談しました。
僧が調べてみると、山肌に群生する植物の低木の赤い実を食べたことが、山羊の興奮の原因だとわかりました。
それが、カフェプラント(コーヒーの木)の果実だったのです。

古代のアビシニア高原で

さて、このエティオピアで時代はずっと遡ります。
紀元前からエティオピアのアビシニア高原に暮らしていたオロモ人たちは、もう数千年も前からコーヒーの木の葉や果実を薬用食物・飲料として利用していたと言われています。
葉や果実をつぶして植物の実の粉末や獣脂などと混ぜて、薬用にしたり携帯食糧にしていたとか。しかし、この説を確証する史料・遺物はないようです。



posted by 田舎おやじ at 10:17| Comment(0) | コーヒーの歴史 | 更新情報をチェックする

2013年01月22日

コーヒーの起源に関する説

コーヒーの木(カフェプランツ)は、北東アフリカの高原地帯に人類発生以前からあったといわれています。
北東アフリカは、人類そのものの出現、または最古の人類の原始文明ないし文化の発祥地です。
ですから、食べ物としてのコーヒーという植物(豆の実)と人類との結びつきは、おそらく紀元前からあったのではないでしょうか。

コーヒーの木の果実は熟すと赤くなって甘くなります。だから鳥が好んで食べる餌のひとつだとか。
今でも、鳥が食べて消化し排出したコーヒー豆の種は、世界で最高級(最高額)のコーヒー飲料の原料となっているほどです。

であれば、「飲み物」としてのコーヒーを「発見」「発明」するよりもはるか昔から、人間たちは、コーヒーの実を食べていたかもしれません。
人類が採集や狩猟で食糧を得ていた頃には、さほど豊かな食糧源はなかったでしょうから、コーヒーの果実は人類にとって、非常に貴重でありがたい食糧だったことでしょう。

しかし、その時代の記録や痕跡は残されていません。
文字や記録を豊富に残した中国大陸では、漢方医薬学の起源が紀元前3000年くらいまで推定できるということですから、北東アフリカでも事情はだいたい同じではないかと考えてもいいかもしれません。

posted by 田舎おやじ at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの歴史 | 更新情報をチェックする
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